フレット打ち、ブリッジ接着
前回の作業から間髪いれず、フレット打ち、ブリッジ接着作業です。


まずはフレット打ち作業から。
フレット打ちは美紀さんにお願いします。


美紀さん曰く、ギターのフレットに比べると、ウクレレのフレットは細いため、打ち込みづらいようです。
とは言いつつも、徐々にリズム良く打ち込んでいきます。本数も9本あるので、なかなか大変です。



打ち込みながら、打ち込み足りないフレットがないか確認していきます。



福島県広野町の榧(かや)材も、きれいなウクレレに仕上がってきています。
フレットを打ち込んだ個体は、知明がフレットバリ処理をします。その後、両サイドに接着を施し、磨き上げます。


これにて、この日の作業は終了です。

明日は全体を研磨して、ブリッジ駒の貼り付け作業です。
一日作業して、Tシャツもドロドロ。木の粉まみれですが、とても楽しそう。

翌日は、美紀さんが全体研磨を行います。


その横で、仕上がった個体のヘッド裏に、知明が焼印を施します。焼印を押す位置がずれないように、集中しています。


治具に合わせて、ブリッジ貼り付け位置を確認し、ブリッジの高さを微調整します。個体に合わせながら、ブリッジ駒材を選んで、貼り付けていきます。

次回は、いよいよ塗装工程です。
そろそろ張る弦も準備しなきゃですね。