ギターボディ整形【その3】
TOKYO OFFICEでは、しっかりとした作業台を製作しようと、材料を買い出しに。
簡易図面を描いて、近くのホームセンターを目指します。


あっという間に、とても良い感じの作業スペースが出来上がりました。


長野へ戻り、前回の続きを進めます。ARボディの胴組み最終加工です。



ボディ内部をペーパーをかけて、一気に仕上げてしまいます。2本分のボディが形になってきたので、パーフリング&バインディング加工へ移ります。


まずは、余分なトップ&バック材をカットします。カットした後、ベルトサンダーで一度きれいに仕上げます。


この作業、一向に慣れません。一番苦手な作業決定です。
どこかで一度徹底的に練習したいと思っています。



パーフリング&バインディングの溝を加工します。一発勝負なので、集中。
緊張して、変なところに力が入ってしまいます。

ここからは、美紀さんに作業交代です。まずはパーフリングの巻き付けです。
ANモデルは縞を入れます。師匠のパターンとは異なった配列にすることにします。



ARモデルをアバロンパーフリングを施すために、バインディングを巻いていきます。ウッドバインディングを採用しているため、なかなか大変な作業です。


この日の作業はこれにて終了。あっという間に形になってきました。
明日は、アバロンパーフリング作業から再開です。


作業終了後、会話はギターではなく晩ごはんの話題です。
お疲れ様でした。

翌朝、すっかり秋を通り越して、冬を迎えそうな筑北村を散歩。
空気の澄んだ、清々しい朝です。

早速、アバロンパーフリング加工からスタートします。



ウクレレでも経験した作業で、美紀さん得意なようです。
出来上がりを師匠にチェックしてもらい、OKをいただきました。


次は、ボディエンドにテーパー加工を施し、バインディングを巻きます。


それぞれ、ボディバインディグとは異なる材料で、アクセントにしてみました。


続いて、ネックの最終調整に入ります。粗加工した後、少し置いておいたネック材をチェックします。
指板面を微調整し、指板の準備に取り掛かります。



バインディングを貼り付け、サイドポジションマーク加工を施します。
今回の作業はこれにて終了。少し時間をおいてから次の作業へ移ります。次回はボディサンディング&トラスロッドの溝加工からスタートです。


少し空いた時間で、アイチ木材加工さんで入手した、ネック材の加工をしておきます。
こういった下準備がとても大切。師匠のスピーディーな作業は、こういった準備の賜物だと知っているだけに、以前から作業をリクエストしていました。

まずはウクレレのネック材から加工します。



作業の流れを教えていただき、作業開始です。
様々な工程で、決めた寸法に仕上げていきます。本数もあるだけに、かなりの時間を要します。


続いて、ギター用のネック材も加工します。

マホガニーの粉まみれになりながら、今回の作業は終了です。
この手の作業は木粉が絡まるので、フリースではなく、ナイロン素材の物の方が良さそうです。
今回もお疲れ様でした。

