待望のソプラノウクレレが完成!
今回はいよいよ塗装工程です。
天気にも恵まれ(長野も十分に暑いですが…)、コンディションは抜群です。


塗装前の下準備から。指板へのマスキングと、ボディ内部に塗料が入り込まないように詰め物をします。




準備が済んだらまずは下塗りです。塗装前の最終研磨は、美紀さんが念入りに済ませてくれました。


下塗りを施すと、雰囲気がガラッと変わります。
より木地の色味や杢目が浮き出て、とてもきれいです。雰囲気が良くて嬉しくなります。

しっかりと時間を置いてから、中塗り前に研磨して足付けします。
足付けする事で、塗料の密着性が高くなります。





中塗りは、塗装を吹いては乾かしを繰り返して、少しずつ塗料を重ねていきます。
焦りは禁物。時間をかけて仕上げていきます。

記事にするとあっという間ですが、ここまで数日かけて辿り着きました。
ようやく塗装工程も終盤です。


研磨をして、仕上げの塗料を吹き付けます。
今回、仕上げの塗料は3種類試してみました。仕上がりの雰囲気は、今後のお披露目時にチェックしてみてください。

しっかりと乾燥させて、塗装終了。
カスタムオーダーいただいたウクレレも、良い感じに仕上がっています。


知明はフレット処理を施して、ナットを取り付けて整形していきます。




美紀さんはサドルの粗加工と、ペグブッシュの取り付けです。

ペグを取り付けたら、弦を張って調整していきます。
ボディ内部のラベルを貼り忘れないように要注意です。


完成間近になると、大家さん(前山さん)も気になって様子を見に来てくださいました。


まだ弦が伸びるので、短く切らずに、とりあえずの完成となりました。
少し時間をおいて、最終調整を施して仕上げます。
お疲れ様でした。

各個体から抜いたサウンドホールの端材を、付属のチャームに仕上げていきます。

完成品はどこで初お披露目しようかな?
まだ思案中です。皆さま、お楽しみに。